Androidアプリ開発に向けたVisual Studioアドオン「Android++」がオープンソース化される
Visual Studio向けAndroid開発アドオン「Android++」を開発するJustin Webb氏は1月4日、Android++をオープンソース化したことを発表した。ソースコードはGitHubのプロジェクトページより入手できる。
Android++はVisual StudioでAndroidアプリを開発するためのツールで、ネイティブ開発とデバッグにフォーカスした機能を持つ。主として、Android NDKを使ってC/C++でゲームなどのAndroidアプリを書く開発者向けとしている。C#と.NETはサポートしていない。
Visual StudioのMSBuildスクリプト、カスタマイズ可能な実装、リソース管理、Javaソースファイルのコンパイルなどの機能を統合する。コンパイラはLLVM/ClangまたはGCCベースのものを利用でき、ハードウェア面での制限もないという。GDBデバッガも統合する。
オープンソースとして公開されたのはAndroid++ 0.7系。Microsoftは最新の「Visual Studio 2015」でAndroidを含むクロスプラットフォームのモバイル開発機能をサポートしているが、同Update 1ではAndroid++と比較してビルドパフォーマンスが劣るとしている。Webb氏は「適した代替であると思える限り、Android++プロジェクトを続けたい」と記している。
Android++
http://android-plus-plus.com/