「Opera 32」リリース、VPNやパスワード同期機能を搭載
ノルウェーOpera Softwareは9月15日、WebブラウザOperaの最新版「Opera 32」をリリースした。VPNサポートやパスワード同期といった機能が加わっている。WindowsおよびMac OS X、Linux版に加え、AndroidとiOSをサポートしたモバイル版もリリースされている。
Opera 32は、8月に公開された「Opera 31」に続く最新版となる。先に買収したSurfEasyのVPN機能を統合し、トラフィックを暗号化することによってプライバシーとセキュリティを改善するという。なお、現時点でサポートされるのはWindowsおよびMac、Android、iOS版のみとなっている。SurfEasy VPNはまた、行動を追跡する広告トラッカーの遮断も可能とのこと。月間500MBまで利用できる「スタータープラン」が無料で利用でき、それを上回る場合は有料となる。
パスワード同期機能も加わり、さまざまなデバイスでよく訪問するサイトのパスワードの同期が可能となる。タブやブックマーク、ブラウザデータの同期機能はすでに実装されており、これに加わるものとなる。なお、パスワード同期機能は現時点ではデスクトップのみで利用できる。今後他のプラットフォームでも利用できるようにしていく方針とのこと。
このほか、ブックマーク機能も強化された。ブックマークツリーを導入し、ブックマークの管理とアクセスを効率化できるとしている。また、カスタマイズではテーマで動画を利用できるようになった。
OperaはOperaのWebサイトより無料でダウンロードできる。
Opera
http://www.opera.com/