FreeBSD 10フォークの「JabirOS 2.0」が公開
FreeBSDベースのディストリビューション「JabirOS」開発チームは5月10日、最新版となる「JabirOS 2.0」を公開した。今後「FreeBSD 10-RELEASE」からフォークしたプロジェクトとして開発を進めていくことを明らかにしている。
JabirOSは2012年にイランでスタートしたUNIX風のOS開発プロジェクト。当初はUbuntuをベースとしていたが、FreeBSDベースとなったという経緯を持つ。
JabirOS 2.0は2月に公開されたFreeBSD 10-RELEASEのコードからフォークされ開発された。FreeBSDベースのディストリビューションではなく、FreeBSDからフォークされた新たなるBSD派生環境であると開発チームは述べている。
FreeBSDの全てのパッケージをミニマルなデスクトップで動かすことができる。X11、デスクトップ環境のXfce 4.10、オフィススイートLibreOffice、WebブラウザーFirefox、メディアプレイヤーVLC、ウィンドウマネージャTMWなど多数のソフトウェアが検証済みという。
JabirOSはプロジェクトのWebサイトより入手できる。
Jabir Project
http://jabirproject.org/