GitレポジトリをWebブラウザから管理できる「GitLab 5.3」リリース

 Gitレポジトリ管理システム「GitLab」開発チームは6月20日、最新版「GitLab 5.3」をリリースした。リポジトリに対する活動を視覚的に表示する「リポジトリグラフ」の実装やコードスニペットの強化といった新機能が加わっている。

 GitLabはRuby on Railsを土台としたGit管理アプリケーション。WebブラウザからGitレポジトリの閲覧やコードレビュー、マージリクエストなどの操作を行うことができる。ライセンスはMIT License。

 GitLab 5.3は5月末に公開されたバージョン5.2に次ぐ最新版となる。新機能となる「リポジトリグラフ」は、リポジトリに対する一定期間の活動データを視覚表示する機能。ユーザー別にコミット数をグラフで表示することもできる。また、コードスニペットが個人ユーザーにも対応し、自分のコードスニペットを作成したり共有することが可能となった。そのほか、プライベートチャットサービス「HipChat」やクラウドファンディングサービス「Campfire」などとの連携機能も追加されている。リポジトリのリネーム機能やAPIの改善、バグ修正なども加わっている。

 GitLabはプロジェクトのWebサイトより入手できる。

GitLab
http://gitlab.org/