米Yahoo!がサイト性能分析ツール「YSlow」のライセンスをBSDライセンスに変更、開発リポジトリも公開

 米Yahoo!は2月16日、Webサイトの性能を分析するWebブラウザ拡張機能「YSlow」のソースコードをBSD Licenseで公開した。

 YSlowは2007年にYahoo!が無料公開した拡張機能で、Webページの性能を分析し、Yahoo!が設定した性能に関するガイドラインに基づき性能を改善する方法を提案するツール。JavaScriptおよびHTML、CSSで作成されており、Firefox、Chrome、Opera、Safariで利用できる。モバイル向けのブックマークレット、node.jsで動くコマンドライン版もある。

 これまでYSlowはMozilla Public Licence 1.1で公開されており、配布されていたWebブラウザ拡張やそこに含まれるコードについてはフリーで利用できたが、完全なソースツリーについては公開されていなかった。フィードバックに基づく改善は今までも行われていたが、今回BSD Licenseの下で完全なソースツリーを公開したことで、開発者はそのフォークや貢献がより容易となる。

米Yahoo!
http://www.yahoo.com/

YSlow
http://developer.yahoo.com/yslow/