米GoogleとMIT、ドラッグ&ドロップでAndroidアプリを作成できる開発ツール「App Inventor」のコードを公開

 米Googleとマサチューセッツ工科大学(MIT)は1月20日、「App Inventor」をGoogle Codeで公開した。サーバーの準備が整い次第、貢献を受け付けるという。

 App Inventorは、Googleが2010年7月に「Google Labs」プロジェクトとして公開した技術。プログラミングの知識がなくてもドラッグ&ドロップでAndroidアプリケーションを作成できるというもの。Googleが2011年8月に発表したGoogle Labs閉鎖により、同プロジェクトも終了となったが、プロジェクトはその後、MITに移管されることが発表されていた。今回のオープンソース化は当時の計画に沿ったものとなる。

 MITではApp InventorをホスティングするCenter for Mobile Learningの準備中で、同Centerをオープン後に貢献の受付を開始し、ドキュメンテーションなども整えていくとしている。ライセンスはApache License 2.0。

MIT Center for Mobile Learning
http://mit.edu/mobilelearning

Google Codeのプロジェクトページ
http://code.google.com/p/app-inventor-releases/