Linuxカーネル3.0を採用した「Gentoo Linux 11.2」公開

 Gentoo Foundationは8月8日、Linuxディストリビューションの最新版「Gentoo Linux 11.2」を公開した。対応アーキテクチャはx86およびamd64で、LiveDVDのISOイメージが提供されている。

 3月にリリースされたGentoo Linux 11.0以来のアップデートで、カーネルのベースには7月21日にリリースされたLinuxカーネル3.0を採用。コアシステムにはbash 4.2やglibc 2.13-r2、gcc 4.5.2、binutils 2.21.1、Python 2.7.2および3.2、Perl 5.12.4などを搭載する。

 デスクトップ環境もKDE 4.7.0やGNOME 3.0.0、Xfce 4.8など、最新のものを搭載。LibreOfficeやGIMP、Inkscape、Blenderといったデスクトップアプリケーションも多数提供されている。

 また、ファイルシステム「AUFS」により、ストレージにインストールせずにLiveDVDとして利用した場合でもパッケージの更新や追加が可能という。ホームディレクトリの永続化にも対応する。

Gentoo Foundation
http://www.gentoo.org/