オープンソースのデータ統合ツールを提供する仏Talend、Apache Software Foundationのスポンサーに
仏Talendは5月12日(米国時間)、非営利団体The Apache Software Foundation(ASF)のブロンズスポンサーとなることを発表した。Talendは「Talend Open Studio」や「Talend Integration Suite」といったオープンソースのデータ統合ツールを開発・提供している企業。今後、「Apache CXF」などのプロジェクトに対するコミットを強めるのが目的という。
同社はオープンソースのサービスフレームワークであるApache CXF、統合フレームワーク「Apache Camel」などのASFプロジェクトを利用して、「Talend Service Factory」と「Talend Integration Factory」を提供している。Talend Service FactoryはSOAPとREST WebサービスをTomcatやJettyなどで実装できるサービスで、コミュニティエディションはApache Licenseで公開している。このほかにも「Apache Karaf」や「ActiveMQ」、「Apache Santuario」、「Apache Hadoop」などのプロジェクトにも参加しているという。
ASFのスポンサーには、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの4種類があり、Talendはブロンズスポンサーとなる。今後、Apache CXFなどASFプロジェクトへのコミットをさらに強めていくとしている。
仏Talend
http://www.talend.com/
The Apache Software Foundation
http://apache.org/