Google Chrome 9安定版リリース、WebGLに対応
米Googleは2月3日、WebKitベースのWebブラウザの最新安定版「Google Chrome 9.0.597.84」を公開した。Linux、Mac OS X、Windowsに対応、専用サイトより入手できる。
バージョン9安定版では、JavaScriptとOpen GL ES 2.0のバインディングである「WebGL」をデフォルトで有効にした。これにより、プラグインなしにハードウェアでアクセラレートされた3Dグラフィックを表示できる。
また、キーワード入力中に検索結果を表示するリアルタイム検索「Google Instant」を取り込んだ「Chrome Instant」も導入された。アドレスバーにURLを入力すると過去に訪問したことがあるウェブサイトのURL候補が表示され、バックグラウンドでページをロードする。この機能を利用するには、オプションから基本設定を開き、有効にする必要がある。このほか、脆弱性も9件修正されている。
Googleは同日、「Chrome Web Store」を米国の全ユーザーに向けて公開したことも発表した。Chrome Web StoreはChromeで利用できるWebアプリのマーケットで、「Tweet Deck」や「The New York Times」などが公開されている。Chrome Web Storeは12月に限定ローンチしたもので、最新版では新しいタブでアプリを管理できるようになった。
米Google
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