米GroundWork、システムモニタリングツール「GoundWork Monitor 6.2」を発表

 米GoundWork Open Sourceは7月8日(米国時間)、システムモニタリングツールの最新版「GoundWork Monitor 6.2」を発表した。役割ベースのインフラビューを導入、ISPなど複雑な環境をモニタリングする顧客向けのソリューションを強化した。

 GoundWork Monitorは、Nagiosなどのオープンソース技術をパッケージにしたシステム監視ソフトウェア。Windows、Linux、UNIXなどに対応、Webベースのインターフェイスを利用する。

 最新版では、新機能として役割ベースのインフラビューが加わった。組織、地域、専門レベルなどに応じて、ユーザー別にアクセスできるアイテムを制御できる。ダッシュボードのカスタマイズも強化した。

 このほか、「VMware ESX」「vCenter」向けのモニタリングを強化、これら技術をベースとした仮想化ソリューションを監視できる。最新のJavaモニタリングエージェントにより、「JBoss」「Tomcat」「IBM Websphere」などのJavaアプリケーションサーバーやコンテナへの深い洞察を得られるという。

 同日一般提供を開始した。Enterprise Editionの価格は年間49ドル〜となっている。

米GoundWork Open Source
http://www.gwos.com/