住商情報システム、レッドハットのOSS製品を採用したメールソリューション

 住商情報システム(SCS)は2009年4月7日、レッドハットと協業して、同社のオープンソース製品を採用したメールソリューション「SCSメールソリューション」の販売を開始した。オープンソース製品の採用で大幅なTCO削減を実現したという。参考価格は、小規模の場合で450万円から。

 メールシステムには「Red Hat Enterprise Linux」を、統合IDシステムには、認証情報やサービス情報などのユーザーアカウントを一元管理できる「Red Hat Directory Server」を採用。メールシステムを構成する各コンポーネント単位で冗長化構成を採用し、局所的な障害によるサービス停止を防ぐ。

 レッドハットのシステム単位の年間サブスクリプション形式を採用することで、メールアカウントユーザーごとのライセンス費用が不要となり、無駄のない投資が可能という。また、顧客企業の要望に合わせて他のオープンソースソフトや商用製品を組み合わせ、柔軟なシステム構築ができるとしている。

住商情報システム
http://www.scs.co.jp/

レッドハット
http://www.redhat.co.jp/