VoIP通話録音システム「Oreka TR」、Avaya開発者プログラム認定を取得

鴨沢浅葱（Infostand）
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　オープンソースベースのVoIP通話録音システム「Oreka TR」を開発する米OrecXは、企業向けコミュニケーションシステムの米Avayaの開発者プログラム「Avaya DeveloperConnection」のゴールドメンバー認定を取得した。OrecXと国内独占ディストリビューター契約を結ぶオプトエスピー（本社：東京都新宿区）が2009年3月10日発表した。

　Oreka TRは、ネットワーク上に流れる音声パケットを取得し、電話番号などの付随情報と合わせた音声データを保存するソフト。検索や再生のほか、さまざまな用途に通話データを活用できる。また、サーバ上で録音するため、個々のクライアントPCや電話機には録音装置などが不要。VoIPパケットが流れるLAN環境で分岐装置を使って接続するため、既存ネットワークに影響を与えずに導入できる。

　DeveloperConnectionは、Avaya製品と互換性を持つサードパーティ企業の製品の開発、マーケティング、販売を支援するプログラム。メンバー企業には、Avaya製品のAPIやプロトコル、Webサービスを組み合わせた「Application Enablement Services （AES）」などの技術情報・トレーニングが提供される。

　OrecXは今後、Oreka TRとAvaya製品を連携させた高機能な通話録音ソリューションを開発・提供してゆく。また、オプトエスピーは、日本市場でAvaya製品を取り扱うチャネルパートナーとのアライアンスを推進していく計画。

Oreka TR
http://www.oreka.jp/

オプトエスピー
http://www.optsp.co.jp/

OrecX
http://www.orecx.com/

Avaya
http://www.avaya.com/