米Google、海洋コンテンツもカバーした「Google Earth 5.0」

 米Googleは2月2日(米国時間)、衛星写真・地図アプリケーションの最新版「Google Earth 5.0」を公開した。Windows、Mac、Linuxに対応し、41言語をサポート。専用サイトよりダウンロードできる。

 最新版の最大の特徴は、海の中を探索できる「Ocean in Google Earth」。海洋学者でNational Geographic所属のSylvia Earle氏ら専門家や組織の協力を得て開発した機能で、海面を動的にズームインしたり、海中にダイビングして3次元コンテンツを探索できる。

 このほかの新機能としては、特定の地域に関して過去の衛星写真を表示して、地域開発の過程を把握できる「Historical imagery」、ユーザーがオリジナルの仮想ツアーを作成し、ナレーションをつけて共有できる「Touring」、火星の3次元コンテンツ「Google Mars 3D」などが加わった。

 また、旧バージョンでは有料版で提供されていた「GPS Tracking」が、最新バージョンより無料版でも利用できるようになっている。

米Google
http://www.google.com

「Google Earth」
http://earth.google.com