サン、自社x86サーバ製品上で稼動するRHELをサポート、マルチ・ベンダー・サービスを開始

 サン・マイクロシステムズは2009年1月21日、「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)に対応したマルチ・ベンダー・サービスの提供を開始した。従来からのRHELサブスクリプション再販に加え、同社のx86サーバ製品上で稼動するRHELへのサポートを提供する。

 レッドハットとパートナー契約を締結。各種OS混在環境でもRHELのサポートを提供できるようにした。包括的なサポート・サービスによって、大学/研究機関、製造業、金融機関などのHPC市場への浸透を図る。価格はバージョンや契約年数によって設定し、デスクトップ版「スタンダード契約」(1年間)の場合で3万6800円(税別)から。

 オプションとして、オープンソースソフトウェアに対する各種プロフェッショナルサービス、専任サポートエンジニアによる保守などを提供。また、レッドハットと協力して、顧客やパートナー向けのトレーニングやセミナーも実施する。

 サポート対象はサーバ製品「Red Hat Enterprise Linux Advanced Platform」「Red Hat Enterprise Linux」、デスクトップ製品「Red Hat Enterprise Linux Desktop」「Red Hat Enterprise Linux Desktop with Workstation and Multi-OS option」。期間は1年間の「スタンダード」と、3年間の「プレミアム」の2種類(プレミアムはサーバ製品のみ)。

サン・マイクロシステムズ
http://jp.sun.com/

レッドハット
http://www.redhat.co.jp/