Mozilla Labs、メッセージ管理のFirefoxアドオン「Snowl 0.2」リリース

 Mozilla Foundationの研究開発部門、Mozilla Labsは1月12日、電子メールなどのメッセージを「Firefox」で管理できるアドオン「Snowl 0.2」を発表した。インターフェイス、「Twitter」への対応などが強化されている。

 Snowlは、FirefoxでRSS/AtomフィードやTwitterなどのメッセージの一括表示と閲覧が可能なアドオン機能。Mozilla Labsで実験プロジェクトとして開発が進んでいる。今回のバージョン0.2は、昨年8月に公開された最初のプロトタイプをベースとしたアップデート版となる。

 最新版では、新しい閲覧インターフェイス「stream view」が加わった。メッセージストリームとしてメッセージをサイドバーで表示するもので、ブラウザで他の作業をしながらメッセージをチェックできる。

 画面表示のインターフェイス「river view」も改善、デフォルトでメッセージを1つのコラムで表示可能となった。日時によるグループ分け、プレビューイメージと抜粋を表示する機能なども加わっている。

 Twitter対応を強化し、メッセージボタンをクリックするだけで投稿できるようにした。複数のTwitterアカウントにも対応、利用するアカウントを登録しておけば、アカウントを切り替えることでメッセージの送受信が可能となった。

 SnowlはFirefox 3.0に対応、Mozilla Labsのプロジェクトページよりダウンロードできる。Mozilla Labsでは、早期開発段階でありバグが多いと警告している。

Mozilla Labs
http://labs.mozilla.com

「Snowl」プロジェクトページ
http://labs.mozilla.com/projects/snowl/