Rubyのビジネス活用ノウハウを共有する「Ruby Business Commons」設立

 オープンソースのプログラミング言語「Ruby」のビジネス活用ノウハウの共有を目指すコミュニティ「Ruby Business Commons(Rubyビジネス・コモンズ)」が2007年7月31日設立される。同日、福岡市で設立総会を開催する。

 Rubyとアプリケーション・フレームワーク「Ruby on Rails」をビジネスに適用する際に必要となる知識・開発ノウハウを共有知(コモンズ)化するのが目的。Ruby開発で実績のある企業のほか、福岡県、九州地場の教育機関や企業、ITコミュニティが協力。九州発のコミュニティとして活動していく。

 企業同士が生産性を高め合えるオープンなコミュニティを目指し、ソフトウェア開発企業のみではなく、個人やコミュニティ、ユーザー企業、教育機関、行政など幅広い組織の参加・連携を目指し、幅広く活動を推進するという。

 すでに、伊藤忠テクノソリューションズ、福岡CSK、サン・マイクロシステムズなど40超の企業・団体などが参加を表明。代表にはイーシー・ワン(本社:東京都中央区)代表取締役社長の最首英裕氏が就任する。

 設立総会は、福岡市早良区の福岡ソフトリサーチパークSRPホールで、麻生渡福岡県知事も出席して開催。Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏による基調講演や、パネルディスカッションなどを予定している。【鴨沢 浅葱/Infostand】

Ruby Business Commons
http://www.rubybizcommons.jp/