米Adobe、Linux向けのAIRベータ版をリリース
米Adobe Systemsは9月15日(米国時間)、最新のアプリケーションランタイム環境「Adobe AIR」のLinux版となる「Adobe AIR 1.1 for Linux」(ベータ版)をリリースした。対応Linuxディストリビューションは、Ubuntu 7.10、Fedora 8、OpenSuSE 10.3となる。
AIR 1.1 for Linuxは、Adobeの最新のアプリケーション実行環境。Windows向け、Mac OS X向けのAIRは、2007年6月にリリースされている。
新機能としては、システムトレイアイコン、キーボードショートカット、HTMLにおけるSWFとPDF、フルスクリーンモード、ファイルタイプ登録、マルチモニター、V4L2カメラサポートなど。Windows/Mac OS X向けと異なり、Linux向けにはDRM(デジタル著作権管理)のサポートがない。
AIR 1.1 for Linuxは、Adobe Labsよりダウンロードできる。日本語を含む11言語をサポート、動作環境はx86プロセッサ(800MHz以上)、RAMが512MB、グラフィックメモリが128MB以上。
米Adobe Systems
http://www.adobe.com
「Adobe AIR 1.1 for Linux」(ベータ版)ダウンロード
http://labs.adobe.com/technologies/air/