米Apple、iPhoneアプリケーション500以上を揃えた「App Store」をオープン

 米Appleは7月10日(米国時間)、7月11日に世界で発売を開始する最新のスマートフォン「iPhone 3G」に合わせ、iPhoneでネイティブに動くアプリケーションを500以上揃えた「App Store」を開設することを発表した。

 App Storeは、最新のOS「iPhone 2.0」が動くiPhoneおよび「iPod touch」でネイティブに動くアプリケーションをダウンロードできるオンラインショップ。AppleはiPhone向けSDKを3月に公開していた。

 App Storeには、米Facebookや米MySpaceなどのSNS、米Associated Pressなどのニュース・情報、米Oracleや米Salesforceの業務アプリケーション、米Googleの地図情報、米eBayなどのコマース、ゲームなど合計で500種以上のアプリケーションがあるという。このうち、125種類以上は無料で提供されるという。

 ユーザーは、3Gなどのセルラー網、またはWiFi経由でApp Storeにアクセスし、アプリケーションを直接iPhoneにダウンロードして利用できる。ダウンロードしたアプリケーションは「iTunes」で管理され、更新があると自動で通知される仕組みだ。

 AppleはiPhoneをモバイルプラットフォームとして位置づけており、アプリケーションは重要な役割を果たす。

米Apple
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