米Citrix、SMB向け遠隔管理ツール「GoToAssist」簡易版を発表
米Citrix Systemsは7月9日(米国時間)、「Citrix Online」ブランドで展開するネットワークソフトウェアラインの新製品として、中小規模企業(SMB)向けの遠隔サポートツール「GoToAssist Express」を発表した。SMBのIT担当者や個人のサポート事業者は容易に遠隔サポートサービスを提供できるという。
Citrix Onlineでは、「Citrix GoToMyPC」「Citrix GoToMeeting」「Citrix GoToWebinar」などのネットワークベースのソフトウェアを提供しており、新製品は「Citrix GoToAssist Corporate」の簡易版となる。これまでベータ提供してきたが、製品版になった。SMBや個人が提供するサポートセンター、ITヘルプデスク、コンサルティングなどのサポート事業に最適としている。
安全な画像共有技術を用いることで、Webベースでエンドユーザーをサポートできるシステム。遠隔からのコントロール/診断、ファイル転送などの機能があり、インターネット経由でエンドユーザーのPCのモニタリングやメンテナンスを行える。Macにも対応、「Unattended Support」を事前に設定しておくことで、ユーザーがオフの状態でも作業できる。
特徴は容易な導入と利用で、料金体系も月額(55ドル)と24時間(9.95ドル)を容易するなど柔軟にした。
GoToAssist Expressのベータ版は現在無料公開中。製品版は今年の秋に提供を開始する。
米Citrix Systems
http://www.citrix.com