米HPの「iPAQ 900」、Java Wireless Clientをサポート
米Sun Microsystemsは7月7日(米国時間)、米Hewlett-Packardの最新のスマートフォン「HP iPAQ 900 Series Business Messenger」にJava実行環境「Java Wireless Client」を統合したことを発表した。これにより、HTMLメールなどリッチなユーザーエクスペリエンスを提供するという。
Java Wireless Clientは、「Java Platform, Micro Edition(Java ME)」の携帯電話向けバイナリ実装。Java MEは、TVや携帯電話などのコンシューマ製品に最適化されたJava実行環境。Sunの開発チームは、HP向けに特別に開発した機能とともに、iPAQのOSである「Windows Mobile 6.1」のユーザーインタフェースに統合した。
これにより、Javaアプリケーションが実行可能となり、HTMLフォーマットで電子メールを閲覧したり、音声コントロールによるハンズフリーなど、機能を拡充したという。
iPAQ 900 SeriesはHPが今年6月に発表した最新のスマートフォンで、3G/HSDPAとWiFiに対応したデュアルモード型。QWERTYキーボードを搭載し、ビジネスユーザーをターゲットとした。
米Sun Microsystems
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米Hewlett-Packard
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