米Microsoft、SharePointのポッドキャストソフトをオープンソースに
米Microsoftは6月9日(米国時間)、CodePlexにて「Podcasting Kit for SharePoint(PKS)」のソースコードを公開したことを発表した。最新の「Microsoft Office SharePoint Server 2007」と「Silverlight 2.0」をベースとしたもので、PCや「Microsoft Zune」などの携帯端末でポッドキャストを利用できる。
PKSは、Webおよびイントラネットで動画・音声コンテンツを作成・共有するためのツール。PC、Zuneをはじめとしたポッドキャスト対応端末、「Windows Mobile」対応携帯電話などでポッドキャストを利用できる。
SharePointとSilverlightをベースとし、コンテンツの作成・発行・管理を中央で行える。評価システム、タグ、検索機能により、関連のあるコンテンツを発見しやすくしたほか、RSSフィードを利用したコンテンツサブスクリプションが可能。
ポッドキャストは、企業ニュースの提供やトレーニングのツールとして利用されている。Microsoftでも数年前より営業部内でPKSを導入しているという。
ライセンスはMicrosoft Public License(Ms-PL)を利用した。現在公開しているものは技術プレビュー版で、最初のベータ版は今年9月にリリースの予定。
米Microsoft
http://www.microsoft.com
Podcasting Kit for SharePoint
http://www.codeplex.com/pks