日本HP、アプリ機能テストソフトウェアの最新版「QTP 9.5」を発表

 日本ヒューレット・パッカード(小出伸一社長)は5月30日、総合品質保証管理ソリューション「HP Quality Center」の構成ソフトウェアの1つでアプリケーション機能テストソフトウェアの最新版「HP QuickTest Professional 9.5(QTP 9.5)」を発売した。価格は134万4000円。

 Windows対応のアプリケーションに対して自動テストスクリプトを作成し、ブラックボックステストを自動実行する機能テストツール。オブジェクト指向型でテストスクリプトを生成し、開発時のテストスクリプトの再利用などが可能。

 最新版では、チェックポイントをオブジェクトレポジトリに登録が可能で、複数のテストスクリプトで再利用ができる。そのため、テストスクリプトごとにチェックポイントを指定が不要で、テストスクリプトの作成効率を向上させた。

 メンテナンス実行モードを新たに追加。テストスクリプトとオブジェクトレポジトリの間の矛盾を検知した場合に、単にエラーを表示するだけでなく、一時停止して修正手順を対話的に提示し、その場で修正することができる。

 そのほか、ツールの学習期間を短縮化するプロセスガイダンス機能、Ajaxなどによる独自開発コントロールを認識するAPIの追加など、多くの機能追加と拡充を図った。

日本ヒューレット・パッカード=http://www.hp.com/jp/
「HP QuickTest Professional 9.5」=http://www.hp.com/jp/qtp95/

提供:BCN