ヴイエムウェア、エンタープライズ向け仮想化ソフト最新版出荷開始
ヴイエムウェア(本社:東京都港区)は、エンタープライズ向けサーバ仮想化ソフトの最新版「VMware Infrastructure 3 version 3.5アップデート1(日本語版)」を2008年5月1日から出荷開始した。ユーザーインタフェースやマニュアルの日本語化によって、中小企業にも導入しやすくした。
最新サーバ仮想化ソフト「VMware ESX 3.5」および管理ソフト「VMware VirtualCenter 2.5」を含む仮想化スイート。最新アップデートでは、ユーザインタフェースの日本語化のほか、サードパーティ製管理ツールを利用したハードウェア管理機能、10ギガビットEthernetなどの新デバイスをサポートした。
このほか、SANアレイからの仮想マシン起動など、Microsoft Cluster Service(MSCS)のサポート範囲の拡張や、Red Hat Enterprise Linux 4 Update6/5.1、SUSE Linux Enterprise Server 9 SP4、Ubuntu 7.10など、最新ゲストOSのサポートを拡充した。
市場予想価格(1年間のサポート付き)は、基本機能の「Foundation」(旧称Starter)が20万円、仮想マシン自動再起動などの高可用性機能を追加した「Standard」が47万円、稼働中の仮想環境を別の物理サーバに移行できるVMotion技術を採用した「Enterprise」が90万円。また、中小企業向けに複数ライセンスと管理サーバなどをセットにしたアクセラレーションキットを用意した。【鴨沢 浅葱/Infostand】
ヴイエムウェア
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