米VMware、セキュリティ技術「VMsafe」を発表、APIを提供
仮想化技術大手の米VMware(米EMC傘下)は2月27日(フランス時間)、自社仮想化ソフトウェア向けのセキュリティ技術「VMware VMsafe」を発表、APIをサードパーティに提供することを発表した。米Symantecなど20社が対応を明らかにしている。
VMsafeは、仮想マシンで動くアプリケーションを保護する技術。メモリ、CPU、ディスク、I/Oシステムレベルで仮想システムの実行状況をモニタリングする。ハードウェア上で動くハイパーバイザーレイヤに統合することで、ユーザーは物理マシンでは検出できないトロイの木馬、キーロガー、ウイルスなどの脅威からアプリケーションを保護できる。
VMsafeのAPIを利用して、セキュリティベンダーは仮想マシンを保護するセキュリティソフトウェアを開発できる。Symantecのほか、同じくEMC傘下のRSA Security、米McAfee、米CheckPoint、米IBMら20社がAPIを利用して、相互運用性のある対応製品を開発する意向を明らかにしている。
米VMware
http://www.vmware.com