日本BEA、Eclipseを採用した最新ESB製品「AquaLogic Service Bus 3.0」
日本BEAシステムズ(本社:東京都港区)は2008年4月24日から、ESB(Enterprise Service Bus)製品の最新版「BEA AquaLogic Service Bus 3.0(ALSB3.0)」の国内出荷を開始した。Eclipseベースの統合ツール「BEA Workspace Studio」を同こんして、他のBEA AquaLogic製品との統合が可能になった。
SOAサービスコンポーネントの接続や中継機能、サービスの運用管理機能などを備えたESB製品。最新版の「3.0」は、複数のESBから構成される分散ESBドメイン上のサービスを横断的に利用したコンポジットアプリケーションを構築できるようになった。サービスの効率的な管理・運用のほか、SOA実装を迅速に企業全体に拡張できるという。
また、BEA Workspace Studioを利用することで、ビジネスプロセス管理(BPM)製品「BEA AquaLogic BPM Suite(ALBPM)」との統合を強化。「BEA AquaLogic Enterprise Repository(ALER)」とのデータ共有も可能になった。このほか、パフォーマンスやスケーラビリティを向上させた。
対象プラットフォームは、主要UNIX、Linux、Windows。新たに最新SOA標準「WS-RM(Web Services Reliable Messaging)」「WS-Security」をサポート。またWebSphereやWebSphere MQ Systemとのネイティブ接続に対応した。ライセンス料金(リストプライス)は1CPUあたり450万円(税別)からで、システム規模などによって変わる。【鴨沢 浅葱/Infostand】
日本BEAシステムズ
http://www.beasys.co.jp/