アペックス、OSSデータベース「Firebird」の有償サポートを開始

 アペックス(本社:東京都新宿区)は2008年4月1日、オープンソースのリレーショナルデータベース「Firebird」の有償サポートサービスを提供開始すると発表した。企業導入の際に、サポートの有無が問題になることが多いことから、有償サポートを用意して普及拡大を目指す。

 サービス内容は、メールベースのインシデント対応で、インストールやSQLコマンド、バックアップなど基本的な問い合わせから、JDBC/ODBCミドルウェアとの接続性に関する問題、他データベースからの移行、チューニングまで対応する。

 また、日本語対応調査や、不具合修正ビルドの提供、データベース破損に対する復旧支援なども行う。受け付けは平日午前10時から午後6時までで、一次対応は翌営業日。価格は2インシデント6万円(追加インシデント3万円)、5インシデント14万5000円(同2万9000円)。

 同社は、分譲マンションのアフターサポート事業とシステム開発事業を展開しており、Firebirdを利用した不動産業界・建築業界向けASPサービスも提供している。「Firebird日本ユーザー会」にも積極的に参加しており、Firebird普及には有償メニュー提供が必要と判断。サービス提供を決めた。【鴨沢 浅葱/Infostand】

アペックス
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