米IBM、中国にサプライチェーンセンターを開設

 米IBMは3月13日(米国時間)、中国・北京にサプライチェーンに特化したセンター「Beijing Supply Chain Innovation Center」を開設したことを発表した。世界の顧客と協業して新サプライチェーンソリューションの構築、既存ソリューションを展示する場とする。

 同センターでは、IBMが有するサプライチェーンに関する専門知識やソフトウェア技術を活用して、グローバルレベルでのサプライチェーンの統合や変革を支援していく。

 センターの役割は主として、IBMの既存ソリューションの展示と新ソリューション開発の2つとなる。既存ソリューションとしては、SOAを利用したサプライチェーン可視化ソリューション「Virtual Command Center」、サプライチェーンを最適化するツール群、炭素の排出にあわせてサプライチェーンを最適化できる「Carbon Tradeoff Modeler」を展示する。

 IBMでは、中国にサプライチェーンセンターを開設した理由について、中国の経済成長、中国が世界的なサプライチェーンの主要なポイントとなっていることの2点を挙げている。

米IBM
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