サーバー:世界出荷額、バブル期以来の高水準 07年
調査会社の米IDCはこのほど、07年の世界のサーバー出荷額は前年比3.6%増の544億2100万ドルだったと発表した。5年連続の増加で、ITバブル期の2000年(約616億ドル)以来、7年ぶりの高水準となった。
各社のシェアは、米IBMが31.9%(06年は32.7%)で首位を堅持。米Hewlett-Packard(HP)は28.3%(同27.1%)で、2位を守った。3位以下は米Dellが11.3%(同10.4%)、米Sun Microsystemsが10.8%(同10.9%)、富士通・シーメンスが4.9%(同5.1%)。DellとSunの順位が入れ替わった。
直近の第4四半期の出荷額は前年同期比2.4%増。サブプライム問題による景気の悪化で、サーバーの売れ行きへの影響が懸念されているが、ねばり強さを示しているという。【南 優人/Infostand】