Windows Vista:企業の48%が導入 乗り換え進む
システム・インテグレーターの米CDWはこのほど、企業の「Windows Vista」導入率の調査結果を発表した。企業のIT責任者にアンケートを実施したところ、48%が「導入または試験導入した」と回答。07年2月の前回調査(29%)に比べ、乗り換えが進んでいることを示した。
ただ、「導入・試験導入した」と答えた人のうち、35%は「移行作業の途中」で、「既に完了した」のは13%にとどまる。企業が慎重に乗り換えを進めていることをうかがわせた。
導入・試験導入済みの回答者に、性能を評価してもらったところ、半数近くは「期待以上」と答えたという。調査時期は昨年10月末から11月初めで、772人から回答を得た。CDWは企業などにハイテク製品を販売する立場であるため、ややVistaに好意的な結果になった可能性もある。【南 優人/Infostand】