センドメール、メールゲートウェイフィルタにSMTP認証制御機能を標準搭載
センドメール(本社:東京都港区)は2008年1月10日、大手xSP向けメールゲートウェイフィルタ「Mailstream Flow Control」に、SMTP認証に基づいてユーザーごとにメール送信数制限を設定できる新機能「SMTP認証トラフィック制限」を標準機能として追加したと発表した。
Mailstream Flow Controlは、送受信メールの通数やコネクション数を制御できるゲートウェイ製品。DoS/DDoS攻撃やアドレスハーベスティング攻撃などからメールシステムを保護する受信制限フィルタとして利用できる。
新機能によって個々のユーザーごとにメール流量の制限が可能となり、送信制限フィルタとして利用できるようになる。他の一般ユーザーの利用に影響せず、一般ユーザーになりすましたスパム送信者や、ボットに感染したユーザーから送信される迷惑メールを制限できるという。
動作環境はSolaris 8/9/10、Linux(Red Hat Enterprise Linux 3.0/4.0、SUSE Linux Enterprise Server 8/9)。同社のメール製品のほか、MILTER対応MTA製品で利用が可能。パートナー企業経由で販売する。Mailstream Flow Controlの価格はオープンで、参考価格は1サーバあたり約140万円。また、既存の保守契約ユーザーは無償で新機能を利用できる。【鴨沢 浅葱/Infostand】
センドメール
http://www.sendmail.co.jp/
Mailstream Flow Control
http://www.sendmail.co.jp/products/mailstreamflowcontrol/