IPA、「2007年度日本OSS貢献者賞」受賞者発表
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2007年10月12日、優れたオープンソースソフト開発者やOSS普及に貢献した人に贈る「2007年度日本OSS貢献者賞」の受賞者を発表した。10月30日に表彰式を行う。
日本のOSS開発の振興を図ることを目的とした賞で、3回目を迎える。受賞者は、日本PHPユーザ会の小山哲治氏、Ruby高速化システム「YARV(Yet Another Ruby VM)」開発者の笹田耕一氏、組み込みLinux開発の佐藤嘉則氏、日本語形態素解析「茶筌(ChaSen)」開発者の松本裕治氏の4人。
自薦・他薦による候補者52人から、相磯秀夫・東京工大学長を委員長とする審査委員会が選考した。委員として、Debian Projectの鵜飼文敏氏、Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏ら過去の受賞者も参加した。
表彰式は、明治記念館(東京都港区)で開催するカンファレンス「IPAフォーラム2007」内で行う。IPAフォーラム2007の参加費は無料。講演・討論会は事前登録が必要。【鴨沢 浅葱/Infostand】