MSなど9社、Windowsプラットフォームとサービス推進のための新コミュニティ

 マイクロソフト、イースト、シーイーシー、東証コンピュータシステム、NEC、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、日本ユニシス、日立ソフトウェアエンジニアリング、富士通の9社は6月27日、Windowsプラットフォームとサービスによるイノベーションや相互運用性の推進、新しいユーザー体験の提供などを目的とした新しいコミュニティ「Wipse(ワイプス)」を共同で発足し、活動を開始すると発表した。

 「Wipse」は、「Windows+Services」の略で、Windowsプラットフォームと、インターネットをベースとしたサービス提供などに代表される新技術、標準化動向などに注目し、それぞれの分野におけるテクノロジーの調査・研究、実証・実験とビジネスの促進を行う。会費は年間6万円、初年度は10月1日から08年9月末日まで。

 同コミュニティでは正式発足前に参加企業を先行募集し、当初は40社で活動を開始。「Open XML」「Windows Live API」「Microsoft Silverlight」「WSSRA(Windows Server System Reference Architecture)」の4つの部会を設置し、技術の紹介、技術検証などを行っていく。

 また、組織運営・活動にあたってはソーシャルネットワークやブログ、メーリングリスト、メールニュースなどコミュニティ型のコミュニケーションツールを活用し、参加企業間での実証実験、ビジネスモデルの検討、事例紹介、共同マーケティングまで幅広く行う予定。

マイクロソフト=http://www.microsoft.com/ja/jp/
「Wipse」=http://wipse.jp/

提供:BCN