NEC、未許可PCをネットワークから遮断するセキュリティソフト

 NEC(矢野薫社長)は6月14日、社内ネットワークを常時監視し未許可の持ち込みPCをネットワークから瞬時に遮断するソフト「InfoCage(インフォケイジ)不正接続防止」を7月17日に発売すると発表した。税別価格は最小構成で40万円から。

 「InfoCage不正接続防止」は、「SecureVisor」の名称で販売していたセキュリティソフトを強化・発展させたソフト。NECでは「InfoCage Networkシリーズ」の1ラインアップとして販売する。管理を効率化するグルーピング機能、不正接続の形跡を把握する証跡機能を搭載。管理対象台数は最大1万台に拡大した。クラスタリングソフト「CLUSTERPRO X」と連携した管理サーバー冗長化の実現、Windows Vista対応などを強化した。

 同時に、インターネット セキュリティシステムズ(ISS、林界宏社長)の不正侵入検知防御システム「Proventia Network IPS」と「InfoCage」を連携した「ワーム感染拡大防止システム」を開発。同じく7月17日に発売すると発表した。

 「Proventia Network IPS」がワームやウイルスに感染したPCを検知した場合、その情報を「InfoCage不正接続防止」に通知し、問題があるPCをネットワークから遮断することで被害を最小限に抑える。システムの構築は、NECネッツエスアイ(山本正彦社長)が行う。税別価格は、最小構成で89万5000円から。

NEC=http://www.nec.co.jp/
インターネットセキュリティシステムズ=http://www.isskk.co.jp/
NECネッツエスアイ=http://www.nesic.co.jp/
「InfoCage不正接続防止」=http://www.nec.co.jp/cced/infocage/

提供:BCN