HDE、法人向けメールセキュリティASPサービスのβ版、100社に無償提供

 HDE(小椋一宏社長)は5月29日、法人向けメールセキュリティASPサービス「HDEメールセキュリティASPサービス」のβ版を5月31日からベータサービスとして提供開始すると発表した。

 企業に求められる「迷惑メール対策」「ウィルスチェック」などのメールセキュリティ対策を、データセンターのインフラを利用してHDEが一括で提供するASPのベータサービス。ASP形式で提供するため、ユーザーがサーバーやOSなどを準備する必要がなく、自社で構築する場合に比べて、導入にかかる費用や期間、運用/維持管理コストを大幅に削減できる。

 β版で提供するのは、送信/受信メールに対して行われるゲートウェイ型の「ウィルスチェックサービス」と、受信するメールごとにRBL、SURBLによるスパム検査を行う「迷惑メールブロック」。

 HDEでは、このサービスをベータサービスとして100社に無償提供。プログラムの不具合や操作性をチェックしてサービスレベルの向上を図り、07年10月をめどに有償サービスとしてリリースする予定。

 なお、β版に申し込めるのは、HDEメールセキュリティASPサービスに興味があり、同社が規定するサービス利用規約に同意可能で、利用後にアンケートに回答可能な企業ユーザーとなっている。

HDE=http://www.hde.co.jp/

提供:BCN