ビデオクリップ:GPLv3はMS/Novell連合への対抗を主目的にしてはいない――Eben Moglen氏への独占インタビュー(1)
私は先日サンディエゴで開催されたRed Hat Summitに参加した際に、Eben Moglen教授への独占インタビューを行う機会を得ることができた。インタビューの話題は様々な分野に及んだが、今週はその様子を収めたビデオの中から厳選した6つのテーマを、1日1個のペースで公開していく予定である。その第一弾はGPLv3に関するもので、同ライセンスはMSとNovellの提携への対抗を主目的として作られた訳ではないという説明である。
Moglen教授は、GPLv3で行われたソフトウェアライセンスのグローバリゼーション化への対処、コミュニティメンバの行為が他に害を及ぼさせないための措置、初期段階のドラフトで発生した論争、DRMに関する問題について簡潔に説明している。
今回のビデオクリップの再生時間は1分21秒である。Moglen教授のイメージをクリックするとOggフォーマットで収録されたビデオの再生が始まる。
ビデオが再生できない場合はVLCのインストールを試して頂きたい。こうしたOggフォーマットを使っているのにはそれなりの理由があるので、興味のある方は一読して頂ければ幸いである。