サン、低価格のストレージ装置、アーキテクチャーや管理を統一して

 サン・マイクロシステムズ(サン、末次朝彦社長)は、高い可用性と性能を兼ね備えたストレージ装置「Sun StorageTek 2500シリーズ」を発売した。出荷開始は7月上旬の予定。

 「Sun StorageTek 2500シリーズ」は、低コストながら、冗長化されたコンポーネント、ホットスワップが可能なHDD、スナップショットを利用したバックアップなど、ミッドレンジストレージと同等の可用性を備え、サーバーの内蔵HDDに比べてデータの安全性を高められる。

 また、現在販売中の「Sun StorageTek 6000シリーズ」と同じアーキテクチャーを採用。これによって、エントリーからミッドレンジレベルまで、同じアーキテクチャーで統一した。同梱する無償管理ソフト「Sun StorageTek Common Storage Manager(CAM)」も「Sun StorageTek 6000シリーズ」の管理ソフトと同じで、管理の操作性も統一した。

 「Sun StorageTek 2500シリーズ」は、「Sun StorageTek 2540 FC」「Sun StorageTek 2530 SAS」と「Sun StorageTek 2500」専用の拡張トレイ「Sun StorageTek 2501」の3つで構成する。税別価格は「Sun StorageTek 2540 FC」が127万円、「Sun StorageTek 2530 SAS」が103万4000円、「Sun StorageTek 2501」が78万円から。

サン・マイクロシステムズ=http://jp.sun.com/
「Sun StorageTek 2500シリーズ」=http://jp.sun.com/products/storage/workgroup/2500/

提供:BCN