レッドハット、「Red Hat Enterprise Linux 5」の国内販売開始
製品体系を整理し、CPU数無制限のサーバ用途向け「Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform」、最大2CPUまでのサーバ向け「Red Hat Enterprise Linux 5」、クライアント向け「Red Hat Enterprise Linux 5 Desktop」の3製品のラインアップとした。対応プラットフォームは32/64bit-x86、Itanium2とPOWER。
Advanced Platformは、従来のRed Hat Enterprise Linux ASの後継製品で、これまでオプションだったクラスタリングソフト「Red Hat Cluster Suite」と、ストレージ仮想化技術「Red Hat Global File System」を統合した。低コストでミッションクリティカルなシステムを構築できるという。
価格(1年間サブスクリプション、メディア別売)は、RHEL5(スタンダード)が10万1640円。RHEL5 Advanced Platform(同)が20万4750円。RHEL5 Desktop(ベーシック、25台分)が28万8750円など。
「Red Hat Solutions」は、RHEL5と保守、コンサルティング、トレーニングを包括的に提供する。第1弾としてミッションクリティカルな企業システム向け「Red Hat Datacenter Solution」と、科学技術計算向け「Red Hat HPC Solution」の受注を開始した。
価格は、Datacenter Solutionが1560万円(30台まで)、HPC Solutionが156万円(16ノードまで)、585万円(64ノードまで)。【鴨沢 浅葱/Infostand】
レッドハット
http://www.jp.redhat.com/