マイクロソフトと日本NCR、ビジネスインテリジェンスソリューションで協業

 マイクロソフトと日本NCR(細井英樹社長)は4月13日、1月15日に米国で発表したパートナーシップに基づき、日本国内でのビジネスインテリジェンス(BI)ソリューション事業の営業とマーケティングで協業すると発表した。

 今回の協業では、エンタープライズ・データウェアハウス「Teradata」データベースに、データ統合機能、定型・非定型レポーティング機能など幅広いBI機能を搭載する「SQL Server 2005」を組み合わせることで実現するエンタープライズBIシステムの共同営業とマーケティング活動を実施。流通・小売業などをターゲットに販売する。

 マイクロソフトは07年上半期中に、「SQL Server 2005 Analysis ServicesからTeradata」のメタデータを直接読み取ることを可能にするデータプロバイダを提供する予定。これにより、Teradata上にデータをよりリアルタイムで高速に取り出すことが可能になり、ウェブレポートやExcelなどのデータを活用が行えるエンタープライズBIシステムを、短期間で構築できるようになる。

 一方、日本NCRは、ライズ・データウェアハウス「Teradata」データベースの普及を推進。マイクロソフトのデータプロバイダーを活用した、SQL ServerおよびOffice systemとTeradataデータベースの統合ソリューションを展開する。

マイクロソフト=http://www.microsoft.com/japan/
日本NCR=http://www.ncr.co.jp/

提供:BCN