LPI-Japan、「システム開発企業ビジネスパートナー制度」に日本HPが参加
Linux技術者認定機関の特定非営利活動法人(NPO)であるエルピーアイジャパン(LPI-Japan、成井弦理事長)は8月21日、「LPI-Japanシステム開発企業ビジネスパートナー制度」に日本ヒューレット・パッカード(日本HP、代表取締役社長執行役員)が参加したと発表した。
この制度は、Linuxを扱うSIerやソフトベンダーが対象。参加すると同団体のプロモーション活動を通じてLinuxビジネスに注力していることをアピールできるとともに、セミナーやイベント開催などのマーケティング活動のサポートを優先的に受けられる。同団体が制作するカタログやポスターなどの販促物も利用することもできる。日本HPは、Linuxビジネスの推進とLinux技術者の育成強化に同制度への参加が寄与すると判断し、参加を決めた。
07年2月から始まった制度で、すでにNTTデータや日本ビジネスコンピューター(JBCC)など13社が参加。日本HPは14社目で、LPI-Japanは今年度中に40社まで参加企業を増やしたい考え。
LPI-Japanは、特定のベンダーに依存しない中立的Linux技術者認定機関で00年に設立。Linux技術者認定試験「LPIC」を実施している。LPICの受験者数は、日本国内で8万人を超えた。
エルピーアイジャパン=http://www.lpi.or.jp/
日本ヒューレット・パッカード=http://www.hp.com/jp/
提供:BCN