アプリケーションなどの異常な行動を検出できるアクティビティモニタリングツール「Falco」

 システム監視技術を手がける米Sysdigが、オープンソースのコンテナ対応アクティビティモニタリングツール「Falco」を公開した。アプリケーションの異常な活動を検出するためのツールで、コンテナやアプリケーション、ホスト、ネットワークアクティビティなどをまとめて監視できるのが特徴。

OpenSSLのセキュリティ修正を受け、Node.jsがリリース予定を明らかに

 OpenSSLが2月25日にOpenSSLの最新版を3月1日に公開すると発表したことを受けて、Node.js FoundationがNode.jsのアクティブなリリースについての計画を発表している。OpenSSLのアップデートの内容を見て影響がある場合はリリースを行うと準備を促している。今週、5.7.1をはじめ3つのバージョンが登場する見込みだ。

準備OK? EVコードサイニング証明書の現状とその実際

Microsoft社が表明したコードサイニング証明書におけるSHA-1のアルゴリズムの利用期限が迫り、またWindows 10において証明書の要件が変更されるなど、証明書に関連するセキュリティ強化に変化が起こっている。本稿では、改めて証明書を取り巻く環境を整理するとともに、必須となりつつあるEVコードサイニング証明書を実際にグローバルサインから取得しながら証明書の利用方法をまとめていこう。

Linux Foundation、オープンソースのセキュリティ強化のため3プロジェクトを支援へ

 Linuxを支援する非営利団体Linux Foundationは6月22日(米国時間)、重要なセキュリティ関連ソフトウェアの開発に約45万ドルを投資することを発表した。2014年の「Heartbleed」脆弱性問題を受けて立ち上がったCore Infrastructure Initiative(CII)の下、新たに3つのプロジェクトを立ち上げる。

米GoogleとDropboxら、オープンソースのセキュリティコミュニティを支援する新組織Simply Secureを立ち上げ

 米Dropboxと米Googleは9月18日(英国時間)、両者のセキュリティ研究者がインターネットの自由を支援するOpen Technology Fundと共同で新組織「Simply Secure」を立ち上げたことを発表した。セキュリティやプライバシー技術を開発するオープンソースプロジェクトに対し、その使い勝手を改善するために支援を行うという。