LinuxWorld:GPLv3は予定どおりにいくだろう -- Moglen

マサチューセッツ州ボストン — Software Freedom Law Center(SFLC)の会長で常任理事のEben Moglenは、LinuxWorld Conference & Expoで火曜日にBoF(birds of a feather)のプレゼンテーションを主催し、GNU General Public License(GPL)バージョン3の草稿プロセスの進捗状況について論議した。Moglenによると、「Vistaは遅れるし、Office 12も遅れるが、GPLバージョン3は予定どおりにいくだろう」

Debian Project、GPL3を詳細検査

1月16日に改定GNU General Public Licence(GPL3)の第1次草案が発表されたが、その会場にはDebianプロジェクトのメンバーも多数出席していた。DebianプロジェクトのリーダーBranden Robinsonをはじめとして、Don Armstrong、Benjamin Mako Hill、Bruce Perens、そしてボストン地域のDebianメンバー数名である。以来、Debianではこの草案についての議論が続いており、まだ意見の統一には至っていない。しかし、草案の細部の言い回しや含意について懸念を示す意見はあるものの、概ね肯定的に見ているようだ。