Fsolとアシスト、「業務データの見える化」を実現するBIツール

 富士通システムソリューションズ(Fsol、秦聖五社長)とアシスト(ビル・トッテン代表取締役)は6月11日、Fsolが販売するイージーオーダー型統合ERPソリューション「WebSERVE smartソリューション」と、アシストが提供するBIプラットフォーム「WebFOCUS」を連携した「WebSERVE smart BIオプション」を提供した。

ジャスミンソフト、ERPシステム自動生成ツール最新版「Wagby R6.0」

 ジャスミンソフト(本社:沖縄県うるま市)は、ExcelファイルからWebデータベースを構築できる開発ツールの最新版「Wagby(ワグビィ) R6.0」を2008年5月30日に出荷開始した。Excelフォーマットで記述した設計書を読み込んで、WebベースのERPシステムを自動生成するツールで、コーディングやテストなどの下流工程を大幅に削減できるという。

アセントネットワークス、OSS業務アプリをSaaSで提供するポータルサイト開設

 アセントネットワークス(本社:東京都台東区)は、中小企業向けにオープンソースの業務アプリケーションをSaaS形式で提供するポータルサイト「Pepbiz.jp」を2008年5月27日開設した。初期費用は無料で月額料金がかかる。年間目標として顧客企業1000社、売上月額2100万円を目指す。

OBC、「奉行 V ERP」の内部統制機能を大幅に強化

 オービックビジネスコンサルタント(OBC、和田成史社長)は2月20日、統合基幹業務システム「奉行 V ERP」の内部統制機能を大幅に強化し、グループ企業の複数社導入のモデルも考慮してリニューアルすると発表した。また、今回の機能強化にあわせ、企業の内部統制支援に向けたキャンペーンを2月26日から開始する。

日立情報システムズ、中堅向けERPの販売形態を多様化、業種別やSaaS対応も

 日立情報システムズ(原巖社長)は、主力の中堅企業向けERP「TENSUITE(テンスイート)」の販売形態の多様化を進める。個別業種向けの品揃えを増やし、ソフトウェアをサービスとして提供するSaaSへ対応させるための準備にも着手する。個別受注生産の業種向けのパッケージ化はすでに始めているが、今後は食品卸や医療機器卸などに対応した業種パッケージの開発を検討。また来年度から、SaaS化の概要設計に入る見通しだ。

NECとSAPジャパン、製造業向けソリューション領域で協業を強化

 NECとSAPジャパンは11月20日、製造業向けソリューション領域で協業を強化したと発表した。NECがSAPの推奨するエンタープライズ・サービス指向アーキテクチャー(SOA)ソリューション基盤の「SAP NetWeaver」を活用した各種ソフトウェアの連携実証を行うほか、「SAP NetWeaver」に精通したSAPコンサルタントを育成する「製造業eSOAソリューションセンタ」を発足させる。

日本ユニシス、複数のビジネス環境にも対応するERPソリューション

 日本ユニシスは、1企業内に複数のビジネス環境が存在する、いわゆるハイブリッドビジネスに対応できるERPソリューション「Hybrish(ハイブリッシュ)」を発売した。5ユーザー分のライセンス価格は、会計モジュールが290万円から、会計+物流モジュールが780万円から、会計+物流+生産モジュールが1480万円から。