Linux Foundation、相互運用性のあるウォレット「OpenWallet Foundation(OWF)」を年内立ち上げへ
非営利団体Linux Foundation(LF)は9月13日(アイルランド時間)、デジタルウォレットの相互運用のためのプロジェクト「OpenWallet Foundation(OWF)」を立ち上げる意図を発表した。
アイルランド・ダブリンで開催中の「Open Source Summit Europe」で発表した。OpenWallet Foundation(OWF)はさまざまなデジタルウォレットのユースケースの相互運用性をサポートするオープンソースソフトウェアを目指す。
OWFがデジタルウォレットを発行するものではなく、安全かつ多目的なオープンソースエンジンを土台とすることで、相互運用できるデジタルウォレットを構築できるようにする。オープンソースコードを共同で開発し、ベストプラクティスの蓄積を目指す。
ジェーシービー(JCB)、Accenture、Authlete、Avast、CVS Health、Oktaなどの企業に加え、OpenID Foundation、Open Identity Exchange、Trust Over IP Foundationなどの団体も支援を寄せている、また、インド政府が中心となって進める個人識別番号とオープンAPI基盤であるAadhaarとIndia Stackのチーフアーキテクトも賛同を寄せている。公式サイトでは、OWFのローンチは2022年後半となっている。
The OpenWallet Foundation(OWF)
https://openwallet.foundation