「Thunderbird 102.2」が公開
オープンソースの電子メールアプリケーションThunderbird開発チームは8月23日、最新版となる「Thunderbird 102.2.0」を公開した。
Thunderbird 102.2は6月末に公開されたバージョン102系の最新版。新機能は1件。設定で、OpenPGPのエンドツーエンド暗号化が可能というリマインダーを非表示にできるようになった。OpenPGP関連ではまた、不完全なOpenPGP鍵のインポートを提示しないようになった。
このほかの変更としては、メッセージ編集画面のスペルチェック、アドレス帳のUIや表示などがある。macOSでは、プライマリパスワードが設定されている場合、起動時に入力を求めるようになった。起動時の性能、テーマとビジュアルも改善した。これらに加え、セキュリティ上の修正を含め、複数の修正も加わった。
Thunderbird 102.2はWindows、macOS、Linux向けをそれぞれプロジェクトのWebサイトより入手できる。要件は、Windows 7以上、macOS 10.12以上、GTK+ 3.14以上
Thunderbird
https://www.thunderbird.net/en-US/