Webベースのシステム管理「Webmin 2.0」が公開
オープンソースのWebベースのシステム管理「Webmin」開発チームは8月23日、最新版となる「Webmin 2.000」公開を発表した。
WebminはUNIX向けのシステム管理システム。任意のモダンなWebブラウザに対応し、ユーザーアカウント、Apache、DNS、ファイル共有などの設定できる。/etc/passwdといったUNIX設定ファイルの手動での編集をすることなく、コンソールまたはリモートからシステムを管理できるという。ライセンスはBSD。Webmin 2.000は8月初めに公開されたバージョン1.999に続く最新版。
SSL有効モードにおいて、HTTP Strict Transport Security(HSTS)ポリシーが強制となった。また、HTTPからHTTPSへのリダイレクトも改善した。systemdシステム上で複数バージョンのWebminをインストールできるようになった。マイナーバージョンのアップグレードのサポートも改善した。 AMD CPUサーミスタのサポートが加わり、温度を表示できるようになった。Mint Linuxもサポートした。
インターフェイスでは、独自Authenticの最新版となる20.00にアップデートした。最新版ではバグも修正されている。このほか細かな機能強化や不具合の修正が加わっている。合わせて「Usermin 1.860」も公開している。
Webmin
https://www.webmin.com