メールアーカイブ管理「public-inbox」、POP3サーバーをサポート

 オープンソースのメールアーカイブ管理「public-inbox」開発チームは¥8月21日、最新版となる「public-inbox 1.9.0」を公開した。

 public-inboxはEric Wong氏が開発するメールアーカイブ管理ソフトウェア。URLのMessage-ID識別子を用いたメーリングリストのアーカイブを実装できる。Webインターフェイス、Xapianベースの検索、スレッドなどの機能を備え、IMAPサブフォルダ、NTTPなどのプロトコルもサポートする。2018年に初の正式版となる1.0が公開されている。

 public-inbox 1.9は4月に公開されたバージョン1.8に続く最新版。POP3サーバーのサポートが加わった。public-inbox-pop3dまたは、新しいpublic-inbox-netd superserverで使用できる。public-inbox-netd superserverはマルチプロトコルを特徴とし、HTTP、IMAP、POP3、NNTPを組み合わせて利用できる。管理を簡素化でき、さまざまなデータ構造のためのメモリ共有を進めることができるという。  このほか、検索と性能でも機能強化が加わり、バグも修正した。

public-inbox
https://public-inbox.org