タッチパッド/タッチ画面でのジェスチャー強化が加わった「Plasma 5.25」
The KDE Communityは6月14日、Linux向けデスクトップ環境の最新版となる「Plasma 5.25」を公開した。
Plasmaは半年に一度のリリースサイクルをもち、Plasma 5.25は、2月に公開された5.24(LTS)に続く最新版。ウィンドウとワークスペースの間のナビゲーションを再設計した。開いているウィンドウと仮想デスクトップをすべて表示するOverviewが加わり、KRunnerとApplication Launcherでアプリケーション、ドキュメント、ブラウザタブを検索できる。
タッチパッド、タッチ画面でのジェスチャーも強化した。たとえば、タッチパッドでは4本指のピンチでOverviewを開いたり、3本指のスワイプでVirtual Desktop間を切り替えるなどのことが可能になった。 壁紙ではアクセントカラーとして、壁紙のメインの色をアクセントカラーに適用できるようになった。 カスタマイズではFloating Panelを強化し、パネルの周辺にマージンが加わった。Containment Managementウィンドウを使ってモニタ間でデスクトップ全体を移行できるようになった。
このほかにも、Global Themeの設定やパスワード入力などで細かな強化が加わっている。
The KDE Community
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