オープンソースのWebサーバー「nginx-1.22」が登場
オープンソースのWebサーバー「Nginx」開発チームは5月24日、最新の安定版となる「nginx-1.22.0」を公開した。
nginxは、HTTPおよびリバースプロキシサーバー、メールプロキシサーバー、汎用のTCP/UDPプロキシサーバーなどの機能を備える。nginx-1.22.0は、2021年7月に公開したnginx-1.21系に続く最新のメインライン版リリース。
HTTPリクエストスマグリング、クロスプロトコル攻撃に対するセキュリティを強化した。ストリームモジュールにおいて、Transport Layer Security(TLS)拡張であるApplication-Layer Protocol Negotiation(ALPN)をサポートした。OpenSSL 3.0との互換性、SSL_sendfile()のサポートなども加わった。Linuxではworkerプロセス間の接続のディストリビューションを改善した。また、FreeBSDではsendfileの処理を改善した。
このほかにも多数の細かな強化が加わっている。
nginx
https://nginx.org