Android 12をベースとした「LineageOS 19」が公開

 AndroidベースのOS「LineageOS」開発チームは4月26日、最新版となる「LineageOS 19」を公開した。

 LineageOSはオープンソースのAndroidディストリビューションで、スマートフォンやモバイル、セットトップなどさまざまな端末向けと位置付けている。カスタマイズ、Privacy Guardなどのセキュリティ、プライバシー機能などの特徴を持ち、パワーユーザー向けのUNIコマンドラインツール、開発者向けツールなども備える。LineageOS 19は2021年4月に公開された18系に続く最新版。

 Androidは2021年10月公開のAndroid 12をベースとし、新しいデザインフレームワークの「Material You」の適用も進めた。なお、Androidが四半期のメンテナンスリリースモデルに変更したことを受け、LineageOSもバージョン番号を整数のみとし、小数点はつけない。

 WebViewがChromium 100.0.4896.127にアップデートされ、ボリュームパネルがサイドポップアップパネルとなった。設定のSetup Wizardを一新し、Android 12スタイルのアイコン、アニメーション、新しい設定ページなどを導入した。ダークモードがデフォルトで有効となり、フォークのAOSP Galleryアプリ、WebブラウザのJellyなども強化した。Android TVビルドも強化し、広告のないAndroid TVランチャー、さまざまなBluetooth接続先のカスタムキーをサポートするキーハンドラも加わった。このほか、多数の細かな機能強化が加わった。

 最新版では、AOSPの新しいネットワーク制限モードとBPFに合わせ、ビルドインのファイアウォール、制限モード、アプリデータ単位の分離を書き直しした。また、AOSPがiptablesに代わってeBPFを採用したことを受け、古いデバイスのサポートが除外された。Linuxカーネル4.9以上が動く必要がある。

The LineageOS Project
https://lineageos.org