オープンソースの電子メールクライアント「Claws Mail 4.1」が公開
Claws Mail開発チームは4月3日、オープンソースの電子メールクライアントの最新版となる「Claws Mail 4.1.0」の公開を発表した。
Claws MailはGTK+をベースにした電子メールクライアント。軽量、使い勝手、拡張性、安定性などを特徴とし、ニュースリーダー機能も備える。Linux、FreeBSD、Windowsに対応、GPLライセンスの下で公開されている。Claws Mail 4.1は、2021年7月に公開されたバージョン4系の最新版。
新機能としては、Message Viewでテキスト拡大が可能となった。マウス操作、タッチパッド操作、右クリックメニューなどを使って拡大できる。フォルダのプロパティの作成ページにデフォルトの送信元(Default From:)が加わった。アカウントのメールアドレスを上書きするメールアドレスを設定できる。タグの処理が改善された。また、OAuth2リフレッシュトークンの保存も強化した。UIでSSL /TLSラベルの名称がTLSに変更となった。”Keyword Warner”プラグインが加わった。メッセージの送信やキュー中に、1つ以上のユーザー定義キーワードが本文中に入っている場合に警告してくれる機能となる。
このほか、細かな機能強化が多数加わっている。開発チームは同日、3系についても最新のバージョン3.19.0を公開している。
Claws Mail
https://www.claws-mail.org